エピソード2
しかし、マネーの虎は本当におもしろい番組だった。
高橋がなりもレギュラー的存在だったが、その他にも美空ひばりの長男・加藤和也(芸能プロ経営)、南原竜樹(自動車輸入業)、小林敬(フードコンサル会社)、川原ひろし(なんでんかんでん)、堀之内九一郎(リサイクル)が主力メンバーだったのだが、みんな熱くて同じ経営者でも時としてバチバチにやりあう。
経営者同士の意見の言い合いなんて、普通はなかなか見れないでしょ。
マネトラではそれが日常的に起こって、時には口論レベルの言い合いになることもある。
考え方の違いがわかり勉強になる反面、単純に面白いのだ。
だって全国放送で流れていて、家族や社員も見ている中で「大丈夫かぁ」と見ているこっちが心配になったり。
高橋がなりはそんな言い合いに巻き込まれていた記憶はないが、志願者に対しては、かなり厳しいことも言う。
36歳のうどん屋を開きたい志願者に対しては「オレ帰るわ」と途中で退場してします。
退場の際、「あなた資格ないって!人からお金ださせるんなら、そんな能力じゃ泥棒になっちゃうの。悪意のない泥棒が一番たち悪いの。さよなら」という言葉を志願者に浴びせる。
しかし、そんな反面、優しい一面を見せることもしばしばあった。
おにぎり屋さん開店希望の女性志願者に対し、500万円を投資した高橋だったが、この志願者の投資~事業開始までのストーリーは「経営者の考え方と困難に対しての立ち居振る舞い」が勉強できるのではないだろうか。